昨年アフガニスタンにて、Chemonics社の従業員とコンサルタントたちが移動中に待ち伏せしていた奇襲兵によって殺害されるという事件があった。国際協力における最悪な出来事のひとつである。またその前年には、USAID(米国国際開発庁)のプレジデンシャル・マネジメント・フェローであった女性がスーダンで目を撃たれるという事件も起きている。彼女はいつも通りの業務を行っている最中だった。
ブラックウォーター社はイラクで作業を行っている最も大きな建築業者のひとつであるが、これまでに100件以上の事件を報告しており、それにはもちろん殺人事件も含まれている。体系的な数値が不足しているのは、イラクやアフガニスタンにて救済業務にあたっているスタッフやコンサルタントが殺される事件の数があまりにも多く、ニュースには出てこないことが原因だろう。開発のプロフェッショナルたちが世界で最も危険な地域で働いていることは疑いようがない。
しかし、そんななかでも開発業界のリクルーターたちは人員採用にさほど苦労していない。若いプロフェッショナルたちは、自身のキャリアを少しでも積みたいと考えているからだ。それがたとえ過酷な地であっても、逆に国際支援・開発団体に認められるプロフェッショナルになるチャンスだと考えている。とはいえ、高い需要にもかかわらず、シニアレベルのマネジメントをこなせるほど経験を積んできた人材を見つけるのはますます困難になっている。では、開発・人道支援業界のリクルーターたちはいかにして人材を確保しているのか?世界で最も過酷な現場――戦争、暴力、飢餓、そして自然災害が日常の一部であるような場所――で働いてくれる人材をどのようにして見つけているのだろうか?
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