アジア開発銀行(Asian Development Bank、ADB)が独自の応募様式を有しているからといって、各人の履歴書が目立たせることが不可能なわけではない。同行の履歴書フォーム(personal history form)は効率的な選考という目的を果たしている。同行の人事部長であるHyong-Jong Yu氏は、この履歴書フォームによって、この機関が知るべき応募者の情報について即座に情報が入手可能なことを示した。同時に、それによって応募者たちが選考を進めるために提供すべき情報のみを記載することが出来る。
「通常の履歴書には含まれないが、われわれが欲している特定の情報をこの履歴書フォームは網羅している。」とYu氏はインタビューで述べた。
その情報とは、例えば国籍(ADBはその加盟国である67カ国からしか採用しないため)、転勤への意思、現在の応募者の給与などである。