マイクロファイナンス業界は日々成長しており、成長に伴って、貧しい人々に公平な条件で金融サービスへのアクセス機会提供のみならず、マイクロファイナンス業界でのキャリア形成を望む人々にとっても、就職機会は増えてきている。
しかし、マイクロファイナンス業界(microfinance)への就職は簡単ではない。それはこの産業が成熟してきたことにより、競争は激しくなり、より高度な専門性や技術が求められるようになってきたためだ。また、貧しい労働者にサービスを提供する「非営利」団体と、商業的な「営利」団体というサービス提供のスタイルの違いも、就職希望者たちにとって戸惑いになるにちがいない。