常に顧客を満足させること。評価を落とさないこと。そして適切な報酬を稼ぐこと。マヤ・エレーラ氏は、この3つを自らにルールづけることをコンサルタントたちに提案している。
エレーラ氏はライター、大学教授、そして保険数理士を兼務する。彼女がマニラで最も著名なコンサルタントになった一因には、彼女自身がシンプルで実用的なモットーを実践していることが挙げられる。
コンサルティングの職務は、世界各地を飛び回ってクライアントの問題を解決し、華やかな会食でコネクションの輪を広げることだけではない。自らの足で実地に即した情報を根気強く丁寧に収集しなくてはならない。専門的な技術も要求され、また他の開発プロジェクトが実施される際には積極的にアシストしに行く意欲が求められる。