柔軟な働き方は柔軟な発想を生み出す――グリーンピース式国境を越えたワーク・ライフ・バランスのススメ

近年、日本においてもワーク・ライフ・バランスの重要性が意識されるようになってきた。しかし、タスクが山積みとなっている状態では、なかなか理想通りにはいかないものだろう。持続可能な社会と平和な世界を目指すために、ときには直接行動を辞さない団体として知られるグリーンピース。同団体の独自性は、ワーク・ライフ・バランスにおいても発揮されているようだ。グリーンピース・ジャパンの組織部長を務める中西麻美子氏と、日本におけるプロジェクト遂行のためインドから来日したSanjiv Gopal氏に実情を尋ねた。

日本支部であるグリーンピース・ジャパンは昨年、設立から20年を迎え、NPOから非営利の一般社団法人となった。同団体はもともと政府や企業からの資金に頼らないことで知られていたが、今後いっそうの独立性を高めて行く方針だという。組織のあり方の特徴は、ワーク・ライフ・バランスにおいても表れている。総務や人事、経理部門を統括する組織部の部長を務める中西麻美子氏は言う。

「グリーンピースの特徴は、フルタイムやパートタイム、あるいは業務の一部を委託するタイプの業務委託契約やプロジェクト単位で雇用される短期契約者、さらにはインターンやボランティアなど、契約のあり方を問わず多種多様な形態で働いている人たちがいることです」

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